時間が経つことと忘れること
あることが起こってから時間が経過することとその出来事を忘れることは似ているけれど少し違うことだ。
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時間が経つと、出来事以降の状況に慣れるのである。慣れざるを得ない、そうでなければ生きていけないから。慣れてしまうと、当初あまりにも過酷に思えたその状況にも順応して細々とでもやっていけるようになる。すると、当初のつらさ・悲嘆からは自分自身が距離をおいて見ることができる。
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忘れることとは違うのである。忘れるのではなく遠ざかる。近景ではなく遠景になるのだ。過去になってしまうということだ。ある人が過去になってしまうということは物哀しいことだけど、それに抗うことはできない。
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半年が経過した。