部屋の響きを較べて理解
機会があって、防音室のショールームに行ってきました。仕様の違う防音室を比べられる貴重な機会。
自分の楽器を持参して、6畳くらいの部屋(響きあり)と10畳くらいの部屋(響き少なめ)を比較。
ここでいう響きというのは、残響時間という尺度の違いを表しているらしい。残響時間とは、出た音の音圧が-60dB減衰するまでの時間、だそうです。
クラシックの大コンサートホールは、残響時間2秒くらいらしい。
適切な残響時間は、部屋の大きさによって変わるようなので、仮にコンサートホールの残響時間をもつ6畳の部屋があったとしたら、それは響きすぎになる。
それを踏まえると……正直、くらべる部屋の大きさが違うのは、実験としては片手落ちなのでは…と思うものの、そこはしかたない。
部屋の広さの点では留保付きではありますが、残響時間の違いを体感してきました。
6畳の部屋は残響時間約0.4秒の響きに設計されているらしい。
一方、10畳の部屋は残響時間0.2秒の設計。
比べてみると…たしかに全然違う。
よく、楽器の音の響きが豊かだとか少ないとかいうけど、実際に2つの環境による響きの量(長さだけど)を比べると、納得するものがありました。
さすが商品として設計されている防音室なので、0.2秒の少なめの響きでも吹きづらさはあまり感じず、きっと計算されてバランスよく吸音されているのでしょう。逆に、約0.4秒の響きは、思ったよりも響くなぁというのが正直な感想でした。
やはりモノは比べてみないとわからない、比べるとしっかり腑に落ちるものだなと…。
個人的には、6畳で約0.4秒の残響は、ちょっと響きが多すぎるような気がしました。もうほんの少し、デッドに寄ってもいいかな…と思う。