プチスランプと脱出
1年以上、いわゆるスランプから縁遠かったのですが、2025年11月なかばから12月は久しぶりのスランプだった。
フォーカスがしっくりこない
具体的には「なんだかフォーカスがしっくりこない」ということ。
11月半ばからなんか変だなぁと感じていて、12月になり確信する。
結果的に、1月に入っておおむねスランプから脱出できたので振り返っておく。
1. リードの乾燥
なんだかモサモサして反応がいまいちよくない。反応のよいものを選んでも柔軟性がなく表情に乏しい音。
これはリードそのものの問題だろうと思った。
時期的には秋から冬になり乾燥が進んでいる。
室内気の乾燥によってリードも乾燥する。吹く前にしっかり湿らせて使えば問題ないような気もしたが、しっくりこなかったので、保管時にBoveda 75%を入れて調湿することにした。
これによって、この不快なモサモサ感はかなり解消された。
2. 下唇のコントロール不足
続いて、それでもフォーカスがあまく決まりきらない感じが残った。これは経験的に下唇が十分に薄くできていないことによると思ったので、下の歯にかぶせる下唇をのばして薄くするイメージで、横と下方向に筋肉でひっぱる。これをするかしないかで発音のレスポンスやフォーカス感がだいぶ変わる。唇が厚いままだと、極端にはアルティシモの音が出なかったりする。
3. まとめ
今回のスランプは、おそらく上記2つの要因の複合だと思う。クラリネット歴が曲がりなりにも長いので、あるトラブルがあると原因がおおむね何パターンかに絞れるが、歴が浅いと、そもそも何がトラブルなのかも自覚できなくてもおかしくない。特に複数の要因が併存すると解消に時間がかかり、その状態で練習を続けると二次的に別の問題を生み出しかねない。その意味では比較的早く異常を察知して、対応できたかなと思う。
教訓としては、
唇は薄く保て
リードは調湿せよ
ということになるか。